激動の三月でした。
結局、帰省も叶わない事になりました。
三月初めに、やっと母に会いに帰ることになり、航空券も手配済みだったのですが、
東京の施設にいる夫の姉の具合が悪くなり、帰省はキャンセル・・・・
すると本当に帰省予定日の二日後に、姉は亡くなりまして。
それからが大変。
姉には係累がおらず、長男である夫が喪主を務める事になったのです。
私は、生涯二度目の喪主の妻。
一度目は、夫の母の時でした。
2人で急遽、上京し、丸一日かけて葬儀屋さんと打ち合わせ。
それから、姉がお世話になっていた施設に行き、私物を何箱も引き取って車に積み込み、グッタリして二人で戻って来ました。
それからはもう、怒涛のような毎日で、葬儀は北海道の親類を呼ぶので、ほぼ一週間後。
その間に、葬儀の準備です。
我が家は神道なので、通夜祭、葬場祭、墓前祭 をするのですが、
墓前祭の時にお供えする、野菜、果物、お菓子を買いに走ったり、とりあえず使うお金を下ろしたり、葬儀屋さんとの電話での打ち合わせが、まだまだ続きました。
それから、やっと葬儀です。
着慣れない礼服に身を包み、パンプスを履き、神主さんをお招きして、ただただ立ったり座ったり、玉串を捧げたりの通夜祭。
飛んで来てくれた義姉夫妻と共に、斎場に泊って久しぶりのお喋りをして、亡き姉を偲び、
翌日には斎場祭、それから隣町の火葬場に移動して、最後のお別れ。
墓地に行って、墓前祭と納骨。
本当なら、五十日祭で納骨という事なんですが、何しろ全員高齢で遠い、という訳で、すぐの納骨になりました。
ヘトヘトになりながら帰宅して、それでもまだまだ終わりません。
頂いた、お香典へのお返しを選び送る。
これが結構大変でした。
カタログギフトにするのは決まっていたのですが、やっぱり少しでも喜んで貰える物が入っているのを選びたい!
これは私のこだわりです。
夫は、どれも同じような物なんだから、どれでも良いだろうって言うけど、微妙に違うんですよね。
例えば、今では温泉一泊、日帰り入浴、なんていうのも入ってるんですよ。
それが、北海道の宿がなかなか無い!
これじゃあ、困るじゃない。
とかね。
散々見て回り、マウスの使い過ぎで右肩が盛り上がってしまった、イテテテ

その後もゴタゴタは続き、ドッサリ持って来た義姉の服を収集所に運んだり、小さな用事が沢山!
ようやく昨日、今回の葬儀関係の領収書をExcelに打ち込み、やっと一段落かな?
そして今日は久しぶりの美容室。
髪をセットしてもらいながら、ついウトウトしてしまいました。
こんなの初めて。
やっぱり年ですねぇ、後になってドッと疲れが出て来たようです。
つくづく思いましたが、お葬式のこの忙しさって、これに紛れて悲しみを感じる暇を与えないという仕組みじゃないだろうか。
これは、義母の時にも思ったことですが。
そして、おまけがもう一つ。
ただただ座ったり立ったりするだけで、動きがほとんどないお葬式。
食事だけは三度三度出てきて、機械的に食べ続けた二日間。
見事に太ってしまいました。
あれだけ、東京との間を何度も往復し、もうグッタリの筈なのに、体重だけは増えた。
しかも一向に減りません。
そんなこんなで、皆様の所にもお邪魔できず、暇があればウトウト寝てばかりでしたが、これから少しずつ伺おうと思っております。