本・音楽・ペット・合唱・その他色々、書いていこうと思っています♪

小樽にあった、旧々北海ホテル

小樽に住んでいた子供の頃、小樽駅から真っ直ぐ港へ下る大通りの左手に、立派な石造りのちょっと陰鬱な感じの建物があった。

あれが 「北海ホテル」 だということは何となく知ったのだが、とても気軽に入れるような雰囲気ではなく、子供心に (敷居の高い場所) という感じを覚えたものだ。

旧北海ホテル
この写真は竣工当時のもののようで、私が覚えている建物とは少し違う気もするんだけど、雰囲気は良く伝わっていると思う。

ホテル前の傾斜のある歩道沿いに、小さいクラシックな滑り出し窓がいくつも並び、そこから良い匂いが漂っていたので、あそこはレストランだったに違いない。

見るからに、小樽第一の高級ホテル。
当時、小樽には旅館はあってもホテルは他に無かったんじゃないかな。
その中で、威容を誇る北海ホテルは目を引いたものだった。

ずっと後になって読んだ、小樽出身の作家 伊藤整の 「幽鬼の街」 という小説にその北海ホテルが出てきて、思わず夢中になってしまった。

さすが作家だけあって、実にあの古い陰鬱な雰囲気が上手く描かれているのだが、一度あの中に入っておけば良かったと後悔してしまう。
でも何しろ子供だったから、親に連れて行ってもらう以外に入る術は無かったんだけど。

その北海ホテルがいつ取り壊されたのかさっぱり覚えていないのだけど、気付くとあの建物は無くなっていた。
その後、小樽の目抜き通りに新しい北海ホテルがオープン、私は一度だけスカイラウンジに行ったことがあるのだが、それが小樽に住んでいた頃なのか、もう札幌に引っ越した後だったのかも覚えていない。

色々調べると、新しい北海ホテルもそのうちに無くなって小樽グランドホテルになり、そのグランドホテルも取り壊され、高齢者施設が建てられるという。
あの小樽の目抜き通りにあったデパートもホテルも、オーセントホテル以外無くなってしまったわけだ。

それにしても、古い古い北海ホテルのデータが少ないことに驚いてしまった。
同年代の友人に聞いても、誰も覚えていないんだものねぇ。
あんなに目を引く建物だったのに。


読んでいただき、有難うございました。
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コメント
たっくんさん
こんばんは。

4回も!?と思ったら、お母様のお見舞いですか。
それは行ってあげなくちゃねぇ。
T様も余り良い状態ではないのでしょうか。
心配ですね。

日本郵船、何と2階には20人しか上がれない!
でも、博物館時代も来ているのはほんの数人ほどでしたね。
懐かしいなぁ、今度帰った時は絶対に見に行こう。

レガッタ、我が母校の物でしたか。
姉が言うには、顧問の先生から「ぜひとも伝統あるボート部を潰さないように入部してくれ」と口説かれたそうですよ(笑)
旧制中学時代から、全国大会で優勝したこともあったみたい。
思い出しました。応援練習の時、「漢の高祖」というボート部の応援歌も練習させられました。ゆったりとした、とても良い曲でした。
御父様は、オールを保存されてるんですか。
何だか小樽の風がどんどん吹き込んでくるようで、たまらなく懐かしいです♪
2015/11/24(火) 19:06 | URL | 万見仙千代 #YR4Ixzf2[ 編集]
No title
おはようございます。昨日帰りました。
今年4回帰省していますが、すべて母の見舞いです。
今回はさらに、T先輩が再入院していると1週間前に知りその見舞いもありました。そのため一緒に音楽を聴くことができず、退院後に聴いてほしいと思い私のおすすめCD3組を持参しました。かぶるかと思っていましたがどれも持っていないとのことでその点では安心しました。彼にとって音楽が聴けない日々が長く続くことは地獄です。声もうまく出せず口元に耳を近づけなければ聞き取れない状況です。別れ際左手を両手で包みました。しっかり握り返してくれたその手には力強さは感じられましたね。今後の容体を見守りたいと思います。

で、行ってきました。
旧日本郵船。館内の写真バチバチ撮ってきましたがアップの仕方がわかりません。
やはり入って右奥に受付。スリッパに履き替えます。建物の強度上2階には最大20人ほどしか上がれないそうです。本館の裏手にある付属舎という建物にも回って行きました。昔と同じ場所にトイレがあり、便器は今のものですが現役です。1つだけ商船の大きな模型有りましたね。

北海製罐
父に確認したところレガッタは6人乗り。そのレガッタはなんと万見さんの母校から借りて練習していたとのこと。
木製のオール、直径6センチほどでした。もっと大きなものと思っていましたが、棒の部分は屋外に立てかけてありよく見ると合板になっていてわかるのですが一緒に立てかけていた物干しと大差なかったですね。中は空洞らしいです。先端のプレート部分はしっかりしまって保管していましたね。

峯山さんの記念碑、しっかり探してみないとわからないです。小さく目立たないものでした。

夜は高校時代合唱仲間で飲んで、そこで万見さんの母校のOGのお姉さんお二人と出会い一緒に小樽の話題に花が咲きましたよ。

ごくごく簡単ですがご報告まで。
2015/11/24(火) 05:59 | URL | たっくん #tQ725RIE[ 編集]
たっくんさん
こんばんは。
お帰りなさい。
小樽はどうでした? もう寒かったでしょうね。

ニューギン辺りのスカイラウンジのあったホテルが、多分北海ホテルだと思うの。
私はもう小樽にはいなくて、たった一度だけ回転ラウンジに入ったことがあるだけ。
記事に書いた古い北海ホテルは、とっくに壊されていたと思うの。
私は、丸井さんの場所に新しい北海ホテルが建った気がしていたけど、良く考えるとニューギンの場所だったんだわね。
2015/11/23(月) 19:31 | URL | 万見仙千代 #YR4Ixzf2[ 編集]
No title
こんにちは。今、帰りの飛行機待ちの千歳空港です。これまでの不確かな記憶を修正して帰ります。
ニューギンあたりのスカイラウンジがあった建物はあれ北海ホテルではなかったっけ?
2015/11/23(月) 13:49 | URL | たっくん #tQ725RIE[ 編集]
やかんさん
こんばんは、初めまして。

まあ、こんなに古い記事に目を止めて下さって、有難うございます。
永倉新八の息子さんが北海ホテルの専務取締役!?
それは全然知りませんでした。
そして、お孫さんが劇場経営者なんですか。
永倉新八の御子孫は、しっかり小樽に根を下ろしていたんですね。
小樽に劇場は本当にいっぱいあったんだけど、どこだったのか想像するのも楽しいですね。
量徳寺というお寺さんに新八の資料コーナーがあると聞いて行ったことがあるんですが、残念ながら閉まっていて見られなかったんですよ。
そうですか、池波正太郎の本に、そんな事が書いてあるんですか。
池波さんは上田市が好きで、好んで通っていたお店もいっぱいあるんですよね。
是非とも読まなくちゃ。
教えていただいて、どうも有り難うございます。
2015/11/22(日) 20:50 | URL | 万見仙千代 #YR4Ixzf2[ 編集]
永倉新八
おはようございます。突然のコメントをお許しください。
実はワタクシ池波正太郎のファンなので何気無く図書館で借りてきた歴史エッセイ「戦国と幕末」を読んでいたのですが、新選組の永倉新八の項に、その息子が北海ホテルの専務取締役で別の項には小樽で劇場を経営していた旨の記述がありました。池波正太郎氏は劇場経営者の息子(永倉新八の孫)に取材してエッセイを書いているので、「北海ホテル」を検索をかけたらこのブログにたどり着き、尚且つ先週のブラタモリも偶然見ましたが、番組ででてきた水天宮の境内で稽古をつけられたというお孫さんの事を池波氏が書いておりましたのでツイツイ突然脈絡のないコメントをしました。
プロフィールの信州在というのも何となく池波正太郎好みかなと感じました。
失礼いたしました、ごきげんよう。
2015/11/22(日) 11:02 | URL | やかん #-[ 編集]
らざーろさん
こんばんは。

新しい北海ホテルは、らざーろさんの生まれる1年前!!
あーあ、いやになっちゃうわ。
若いのねぇ。
ニューギンのことですけど、最上階に映画館がありませんでしたか?
たった一度だけど、「四谷怪談」を観た気がするんだけど、あれは丸井さんだったのかな。

北海ホテルの中華レストラン、私の人脈を総動員して聞いてみますね。
あてにしないで待ってて下さい(笑)
2014/01/08(水) 18:36 | URL | 万見仙千代 #YR4Ixzf2[ 編集]
No title
こんばんは。

「北海ホテル(新しいほう)に、中華レストランが有った派」の、らざーろです。
私の家族や親戚など、
有った有った、中華屋さんと、昔話で盛り上がるのですが、
文献ではっきりと、「無かった」と、言い切られ、困ってしまいました。

北海ホテルと共に、「ニューギンザデパート」の情報も集めようと思っているのですが、なかなか集まりません。

> 小樽駅から真っ直ぐ港へ下る大通りの左手

から移転し、

> 小樽の目抜き通りに新しい北海ホテルがオープン

したのは、私が生まれる1年前だとのこと。

こりゃやっぱり、「行って調べる」しかないのでしょうか。
2014/01/07(火) 22:44 | URL | らざーろ #-[ 編集]
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プロフィール

万見仙千代

Author:万見仙千代
出身は北海道、長い首都圏生活を経て、ただいま信州在住です。

愛護団体出身で、多分12才になるすず、2011年3月11日に保健所からやって来て家族になった、年齢不詳のまりの2ワンコの散歩を中心に、1日が回ってます。(まりは10月25日永眠しました。家へきて、たった7か月と2週間の生活でした。)

何をするにも、まず散歩から!
散歩は健康の秘訣です。

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