本・音楽・ペット・合唱・その他色々、書いていこうと思っています♪

大船渡、陸前高田に行って来ました

まず、私が初めて被災地を見て感じたことを書かせて下さい。

1日目は、大船渡市の会場に着いた途端、合唱講習会に参加 
それが終って、バスで宿泊ホテルのある陸前高田に着いたのは、もう午後7時を過ぎ、当たりは真っ暗でした。
その日は疲れた体をバスタブで癒し、ベッドに入った途端に寝てしまいました。

翌朝、少し早く起きて辺りを見回します。
こんな光景が広がっていました。
ホテルからの光景1

ちょっと明るくなって。
陸前高田の現状1

見渡す限り、トラックや作業小屋以外、何もありません・・・・・
3年も経つというのに。

そして暫くすると、遠くに 「奇跡の一本松」 が見えました!!
それを見た途端、何だかジーンとしてしまって。。。
奇跡の一本松

私ね、あの一本松を何億円もかけて保存する・しないの騒ぎの時、ものすごく批判的に見ていたんです。
結局枯れてしまって、ほとんど人造物になってしまう木を、こんな大金をかけて保存する必要があるの?
その分を、町の復興に使うべきじゃないのか。

でも、ああして1本だけポツンと立っている松を見ると、ほんの3年8か月前まで、この辺り一帯にはビッシリと松林があり、人家もいっぱいあったんだな、って。
それがこんな有様になってしまって、あの1本だけ残った松に希望を託す気持ちも分かるな、って。
あの光景を見る限り、ここにビッシリと家々が建っていたなんて、絶対に想像できないんだもの。

ホテルには、こんなお菓子も売られていたんですよ。
一本松ケーキ

お菓子
「一本松ロールクッキー」 に  「一本松せんべい」 に 「一本松バウムクーヘン」

いつもなら、こんな便乗商法して、と思う癖のある私だけど、こればかりは気持ちが分かる気がしました。
こんなに全てが無くなった土地で、あの一本松は希望の糧なんじゃないかな?と思ったんです。

ところで、一本松の右側に建っている白い建物。
あれは復興途中で建てたものではなくて、気仙中学校だった建物です。
小山の上に建っていたのではなく、前に土を盛り上げているんですよ。
本当は3階建ての学校です。
奇跡の一本松

ちょうど卒業式の音楽の練習中に地震と津波に襲われ、生徒全員と共にすぐに山に避難して全員が無事だった。
その時の音楽の先生が生徒たちを励まそうとして委嘱した曲が 「空 -ぼくらの第二章」 というんです。
私たちの合唱団もそれを歌うことになり、そのご縁で今回の講習会に参加したという訳です。

以前に歌った 「空 -ぼくらの第二章ー」 です。

朝食後、バスで再び大船渡の講習会場へ。
途中で見た光景です。
廃墟

大船渡に近づきました。
大船渡へ

大船渡はかなり復興が進み、ちょっと見ただけでは被災地という感じは受けませんでした。
でも良く見ると、こんな建物があちこちにありました。
大船渡新沼さん

会場の 「大船渡リアスホール」 の前は全く普通の姿と感じましたが、果たしてどうだったんでしょう。
大船渡ホール前

発表会が始まり、私たちは2百数十人で 「落葉松」 「空 -ぼくらの第二章ー」 を歌ったんですが、「空」 だけは気仙中学校の3年生と一緒でした。
若い彼らと共に歌うと、やっぱり胸に迫るものがありましたね。
彼らはあの時、小学校6年生。
口では言い表せない体験をしたんでしょうね。

最後に、会場全体で 「故郷」 を歌って閉会したのですが、この3番の歌詞を歌う時、私はいつもググッと来るものがあるんです。
どうしてかな???


こころざしを はたして
いつの日にか かえらん
山は青き ふるさと
水は清き ふるさと
 
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コメント
おばちゃんさん
こんにちは。

帰りがエライ目に遭った旅だったけど、やっぱり行って良かったと思いました。
話に聞くのと実際に見るのとでは、違いますねぇ。
そして、かなり多くの方達が、何度も被災地を訪れていたのにもビックリ。
みんな、何か手伝えることはないか、という気持ちをいっぱい持ってるんですね。
私たちは、これからも 「空」 を歌い続けていこうと思いました。
2014/11/05(水) 14:38 | URL | 万見仙千代 #YR4Ixzf2[ 編集]
No title
お写真と歌声に涙、涙です。
悲しみと感動の涙です。
意味不明でしょう、ごめんなさい。
2014/11/05(水) 00:16 | URL | 佐賀のおばちゃん #-[ 編集]
sheepさん
こんばんは。

本当に何も無いでしょう?
驚きでした。
復興が遅れているとは聞いていたけど、ここまでとはねぇ。
泊まったホテルのマネージャーさんも、仮設住宅住まいと仰ってたし。

「空」 褒めていただいて嬉しいです。
現地で歌う空は、特別なものがありました。
お客様の中には泣いてらっしゃる方もおり、それを見てしまうと胸に迫るものがありましたね。
2014/11/04(火) 23:05 | URL | 万見仙千代 #YR4Ixzf2[ 編集]
No title
こんばんわ♪
ビックリです
ホントに何も進んでないように見えます。
被害の大きかったところは、遅いですね
これからどうなるのかしら。

「空 -ぼくらの第二章ー」
おおっ 感動ものです。。
ホントに幅広く活躍されてる合唱団の皆さん
ブラボーです。
2014/11/04(火) 22:46 | URL | sheep☆ #-[ 編集]
オコジョ さん
こんばんは。

茨城でもそんな感じでしたか。
関東圏にいると何も分からないけれど、いざ行ってみるとまだまだなんですね。
東北の方の大人しさに、日本全国が甘えているような気がしてしまいました。
3年8か月も経ってから初めて足を踏み入れるのが恥ずかしいほど、皆さん何度も足を運んでられる方が多くて、それにも驚きました。
一本松、見て良かったとつくづく思いました。
見なければ、あの保存に一生懸命尽くされた気持ちは、絶対に分からなかったでしょう。
2014/11/04(火) 17:50 | URL | 万見仙千代 #YR4Ixzf2[ 編集]
かんなさん
こんばんは。

妹さんが仙台に!
そうだったんですか。
>荒浜や閖上の状態に言葉も出ませんでした<
私、恥ずかしいことに「閖上」が読めませんでした。
「ゆりあげ」だと分かった途端、震災のニュースで何度も読み上げられていたことを思い出しました。
他の方が書いた、荒浜と閖上の記事も読みました。
私、本当に何も知らなかったんだわ。
行くこと買うことが1番の助けだと心から思うんですが、腰痛ではない別のことで中々難しいと思い知らされたんですよ。
2014/11/04(火) 17:43 | URL | 万見仙千代 #YR4Ixzf2[ 編集]
あしながおじさんさん
こんばんは。

本当に何も建っていなくて、私も驚きました。
主催者の先生が、ホールのある大船渡ではなく陸前高田に泊まって現状を見て欲しいと仰った気持ちが分かりました。
1本松が朝もやの中から現れたとき、感動しましたねぇ。
色々な方と交流できたし、お土産も買えたし、参加して良かったと思ったんですが・・・・(笑)
2014/11/04(火) 17:26 | URL | 万見仙千代 #YR4Ixzf2[ 編集]
お疲れさまでした。
復興は進むところは進む、でも被害の大きかったところは方針すら決まらない・・・
震災の翌年、茨城の那珂湊に行きました。東北と較べると被害は少なかった場所でしたが、その爪痕ははっきり残っていて、海辺の公園はそのままという感じでした。
茨城だからたいしたことはないだろうと・・・
行ってみると想像以上でした。東北は、それに比較にならないのは当然ですね。
でも頑張ってほしいですね。

一本松・・・
人は何かよりどころがあるのとないのでは大きく違うのかもしれませんね。
この松が勇気を与えてくれるなら、いいことですね。
そして、この松を見に人が来ることも良いことなのかもしれません。

素敵な講習会と発表会になったようですね。

東北一日も早く復興してほしいですね。
2014/11/04(火) 16:01 | URL | オコジョ #H6hNXAII[ 編集]
お帰りなさい
お疲れさまでした。
万見さんたちの歌声で、多くの方が元気になったことと思います。
ご本人、腰は悲鳴あげていませんか?

あの震災では、妹一家が仙台で被災しました。
私は2週間後に、甥を預かりに仙台に行きましたが、それ以上に
翌年2月に再訪したときの荒浜や閖上の状態に言葉も出ませんでした。
見せていただいた陸前高田の今の様子にも、心が痛み、
この景色を見ると、賛否あったようですが、復興のシンボル、わかる気がします。
行くこと買うことが、手助けになるのだと改めて思います。

2014/11/04(火) 15:51 | URL | かんな #-[ 編集]
No title
陸前高田市の風景には驚きました。まだ、何も建っていないのですね。ホテルの目の前から海岸までずっと家があったなんて想像できません。1本松もけなげです。私も、なんで枯れた杉を人工的に模造するのかと批判的でした。しかし、ブログを見て考えが変わりました。やはり復興のためのシンボルということです。空と気仙中学校の話、うるっと来ます。
歌詞、曲も感動的です。ブラボーも聞こえてきました。
会場の人も、佐久混声さんの思いが伝わったのでしょうね。
2014/11/04(火) 06:55 | URL | あしながおじさん #sMU8RmZA[ 編集]
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プロフィール

万見仙千代

Author:万見仙千代
出身は北海道、長い首都圏生活を経て、ただいま信州在住です。

愛護団体出身で、多分12才になるすず、2011年3月11日に保健所からやって来て家族になった、年齢不詳のまりの2ワンコの散歩を中心に、1日が回ってます。(まりは10月25日永眠しました。家へきて、たった7か月と2週間の生活でした。)

何をするにも、まず散歩から!
散歩は健康の秘訣です。

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