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本・音楽・ペット・合唱・その他色々、書いていこうと思っています♪

大河ドラマ義経の秀逸さ

どうも年のせいか、最近、世の無常だとか人生の儚さとかを、いたく感じるようになってきた。 といっても自分の事ではなく、主に歴史上の人物の身の上にだ。

ちょっと前の大河ドラマで 「義経」 をやっていた。 この大河はあまり評判が高くはなかったらしいが、私としてはかなり胸に迫るものがあって、ポイントが高かったのだ。脚本の妙もあって、ジャニーズの滝川君もかなり頑張っていたし、何と言っても静御前の石原さとみの熱演が光った。

初めて読んだ歴史本が、子供用の 「源平盛衰記」 だった。それ以来、歴史大好き人間になったのだが、あの本で憶えている事といったら、「義経の八艘飛び」 だとか 「ひよどり越えの坂落とし」 だとかの勇ましい逸話ばかりで、その後の義経に襲いかかる悲劇についてはさっぱり記憶にないのだ。

でも、あの大河を観ていたら、日本中を敵に回して人目を忍んで落ちのびて行く義経の怯え、絶大な恐ろしいほどの権力を持つ、兄頼朝を敵に回した絶望感等がひしひしと伝わってきたのだ。観ているうちに、あれ?私いつの間にこういう感情が分かるようになったんだろう、と不思議なくらいだった。
実際、日本中どこにも安住の地が無い恐ろしさ、心細さは考えただけで身震いしてしまう。

殿(しんがり)の勤めの困難さ、落人がいると聞くと豹変して襲いかかる地元民。義経も義仲も平氏一族も光秀も勝頼も、あの争乱時代に戦いに負けた者たちは、みな同じ恐怖におののきながら落ちのびて行ったのだろう。

日本全国で敗走後に無念の思いを抱いて討たれていった武者はたくさんいたのだ。戦それ自体で亡くなった者より、落ちのびて行く途中で無名の浪人や百姓たちに討たれた人数の方が多いのではないだろうか。

あのドラマは今時の大河ドラマのように 「愛」 だ 「平和」 だのを押しつける事が無く、しかも思うようにいかなかった義経の人生の哀れさを浮き彫りにしていて、出演者の熱演も良かったが、それを引き出した金子成人氏の脚本の秀逸さを感じさせてくれるドラマだった。



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プロフィール

万見仙千代

Author:万見仙千代
出身は北海道、長い首都圏生活を経て、ただいま信州在住です。

愛護団体出身で、多分16才になるすず、2011年3月11日に保健所からやって来て家族になった、年齢不詳のまりの2ワンコの散歩を中心に、1日が回ってます。
すずは、令和元年9月21日に永眠しました。まりは、2011年10月25日永眠しました。まりは、家へきて、たった7か月と2週間の生活でした。

一緒に歩く相手がいなくなってしまいましたが、散歩は続けています。
健康とダイエットのためです。

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