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三島由紀夫の割腹自殺を見てしまった人

先日借りた 「文藝春秋にみる昭和史」 の中に、昭和45年11月25日に起こった三島由紀夫割腹自殺事件の記事があった。

話しているのは中曽根元総理。

読んでいると、あの時三島と盾の会々員に捕えられ、椅子に縛り付けられたまま惨劇の一部始終を見てしまった人がいたのを知った。

益田兼元氏

当時、東部方面総監だった人だ。

面会を申し込んできた三島達を総監室に招き入れ、三島の刀を見せてもらったりしながら雑談中、いきなり飛び掛かられて椅子に縛り付けられた。

そのまま三島はあの有名なバルコニーからの演説を始め、自衛隊員たちの野次に遮られて部屋に戻り、そこで切腹、盾の会の学生長 森田必勝が介錯しようとした。

しかし何度か失敗。
違う会員に代わって、やっと首を落としたらしい。
続いて森田が切腹、介錯された。

益田総監は猿轡をかまされ、足もくくられて身動きできない状況。
必死になって止めようとしたが、どうにもならなかったらしい。


それにしても、否応なく目の前で人が切腹し介錯まで見せられたら、普通の人なら失神ものだ。
それも2人も切腹したのだ。

この人は旧軍人で戦時中は大本営参謀をしていた。
敗戦の時、同僚の少佐が自刃、これを介添えし遺体の始末をしたとのこと。
中曽根元首相も言っているが、昔の経験によって肝が据わっていたのだろうか。

しかし、この事件の責任を取り辞任したという。
状況はどうあれ、自衛隊の本部で最高責任者が人質になってしまった責任は大きかったのだろう。


読んでいただき有難うございました。
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コメント
チル さん
こんにちは。

私も三島由紀夫はあまり読んでいないのですが、家にあった 「豊饒の海」 を読んだとき、才能がキラキラ輝いている人だと思いました。
「潮騒」などの作品とあの行動が結びつかなくて。
読んでいないけれど、「憂国」 などを読めば、少しは分かるのかな。
それにしても、考えられないような行動ですよね。
2011/12/30(金) 12:06 | URL | 万見仙千代 #YR4Ixzf2[ 編集]
JUNxxxさん
こんにちは。

本当に映画のようにはいかなかったでしょうね。
あんなに細い刀で人の首を切り落とすんですから。
考えただけで気分が悪くなります。

三島には今の日本が見えていた。
そうでしょうね。
考えれば、あの頃から自分さえ良ければ、という風潮が広がってきたと思います。
政治家も同じですね。
2011/12/30(金) 12:01 | URL | 万見仙千代 #YR4Ixzf2[ 編集]
あしながおじさん さん
こんにちは。

ものすごい惨状だったでしょうね。
それにしても、良く実行したものだと思います。
あの頃、首が写っているという週刊誌が出て、父が買ってきたのも怖々見ましたが、不鮮明でよく分かりませんでした。
彼なりに訴えたかったのでしょうが、あまりにセンセーショナル過ぎて、肝心の要点がぼやけてしまいましたね。
2011/12/30(金) 11:57 | URL | 万見仙千代 #YR4Ixzf2[ 編集]
三島由紀夫の文学は受験の時にちらっと読んだ程度であまり興味がなかったのですが、こうした生生しいエピソードを知ると読んでみたい気持ちになりますねぇ。以前、三輪明宏さんが三島氏のオーラの話をしていたのを思い出しました。昔の人は切腹やら介錯やらと、今では考えにくい生死観を持っていたんですね。
2011/12/30(金) 01:25 | URL | チル #LKe1HGjQ[ 編集]
こんばんは☆
なかなか人間の首を斬るのは難しいと聞きます。
時代劇のようにはいきませんよね、大変な惨状だったんだと想像します。
三島由紀夫が失望した日本、あの日あのバルコニーからは現在の日本が見えていたんでしょうね。

今年一年、どうもありがとうございました^^
よいお年をお迎え下さいね☆
2011/12/30(金) 00:03 | URL | JUNxxx #-[ 編集]
一言、切腹というが、昔の武士の時代でも難しかったと聞いている。刀を腹に突き刺したら、すぐに介錯するという。介錯が最も難しい。介錯を専門にしている介錯人がやらないと、一太刀で首を落とせないらしい。三島由紀夫の場合、一太刀で落とせなかったというから悲惨だったと思われる。
 考えただけでもおぞましい。もっと長生きしていれば、さらなる素晴らしい小説を書けたのに。最終巻となった「豊饒の海」を読むと、「輪廻」の話が出てくるので、自分は死んでも、またどこかに生まれ変わると考えていたようにも思える。
2011/12/29(木) 23:41 | URL | あしながおじさん #sMU8RmZA[ 編集]
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プロフィール

万見仙千代

Author:万見仙千代
出身は北海道、長い首都圏生活を経て、ただいま信州在住です。

愛護団体出身で、多分16才になるすず、2011年3月11日に保健所からやって来て家族になった、年齢不詳のまりの2ワンコの散歩を中心に、1日が回ってます。
すずは、令和元年9月21日に永眠しました。まりは、2011年10月25日永眠しました。まりは、家へきて、たった7か月と2週間の生活でした。

一緒に歩く相手がいなくなってしまいましたが、散歩は続けています。
健康とダイエットのためです。

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